ハードウェアも適切に管理

パソコンの利用環境は、ユーザーごとに異なる。例えば、ノートパソコンであれば、接続してあるのはプリンターだけといったシンプルな構成の場合もあるだろうが、デスクトップ型ユーザーなら、最低でもキーボードやマウス、場合にょっては外付けハードディスクやスキャナーなども接続されている場合もある。「デバイスとプリンター」では、これらの外部デバイスの設定を変更したり、管理することが可能。また、Windows 7では接続したプリンターのドライバーをメーカーから人手してインストールできる。

デバイスとプリンター

デバイスの追加
新しいデバイスを追加する際に利用する。
プリンターの追加
ドライバーをインストールしてプリンターを追加することがてきる。
デバイス一覧
接続されているデバイスの一覧がアイコンによって表示される。

プリンターの追加方法

  1. 追加するプリンターの種類を選択。LAN アダプターを使って接続する場合、「ネットワーク、ワイヤレス~」をクリック。
  2. 検索されたLANアダプターを選択し、「次へ」をクリック。さらに一覧からドライバーを選択して、「次へ」をクリック。
  3. 任意のプリンター名を入力したら「次へ」をクリックし、共有設定を行う。
  4. 「次へ」をクリックしていくとプリンターの追加が完了する。テスト印刷を行って確認する。

システム音やサウンド、音量の調節

CDやDVD、動画や音楽ファイルの再生をパソコンで頻繁に行う人は、サウンド設定も重要な項目となる。接続しているデバイスの内容によって適切な設定を行う。また、起動や終了時になる音などウィンドウズで使われている標準の音源を自分の好きなように変更することもできる。

サウンドタブ

再生タブ
音声を再生する際に、優先されているデバイスを確認できる。
録音タブ
マイクなどの録音ディバイスが一覧で表示される。
サウンドタブ
ウィンドウズで利用されている音源の確認や変更などを行える。
通信タブ
パソコンで通話する場合、他の音源の音量を設定することができる。

Windowsの起動・終了などの音

  1. まずは、変更する音源を選択。一覧から音を変更したい動作を選択し、「参照」をクリック。
  2. 変更したい音声をW A V 形式で準備し、それを選択したら「開く」をクリック。
  3. 「テスト」で変更後の音声を確認し、問題がなければ「適用」で反映して完了。

マウス設定

画面上で細かい作業をする場合は、マウスの正確性や、自分にあった挙動などが非常に重要となる。「マウス」では、ダブルクリックが認識されるクリック速度や、ボインターの速度、スクロールの度合いなどを設定できる。マウスのスペックや精度にも影響されるので、自分に合ったものを選びたい。マウスの検索、比較ならこちら。マウスの詳細設定は以下のとおり。

ポインタータブ
ポインターのデザインの状況に応じた挙動などを設定。
ホイールタブ
マウスのホイールで垂直・水平スクロールする幅などを設定。
ボタンタブ
右と左のボタンを切り替えたり、ダブルクリックの速度などを設定。
ポインターオプションタブ
ポインターを移動する速度やポインターの軌跡を表示するかどうかを設定。
ハードウェアタブ
接続されているマウスを確認できダブルクリックでプロパティが開く。

ディスプレー

デスクトップの表示領域を変更したり、色の調整を行うなど、ディスプレイに関する設定や確認は「ディスプレイ」から行う。解像度の変更などは作業の効率に大きく関わるので、いろいろと試して自分の作業環境において最適な設定を行う。

解像度
解像度の変更を行うことができる。デュアルモニターの場合も、ここで設定可能。
色の調整
正確な色の表示を設定できる。「次へ」をクリックしてすすめる。
カスタムテキストサイズの設定
画面上のテキストなども見やすいサイズに大きく表示しすくできる。