ネットワークとインターネット関連の設定

「ネットワークと共有センター」では、ネット接続するためのアダプター設定や、ファイルを共有するための設定、ネットワークの情報表示とその設定変更などが行える。また、新規のインターネット接続設定や、ホームグループのオプション設定などもここから実行することが可能。ネットワーク関連は、外部ネットワークとの関係などにより、自分が変更していなくても、意図しない変更が行われてしまう場合がある。インターネットに限らず、ネットワーク関連の機能に不具合が生じた場合は、このコントロールパネルから各種情報や設定まとめてチェックしておく。

他のネットワークに関連するコントロールパネルをここから開くことができる。

アダプターの設定の変更
「アダプターの設定の変更」をクリックすると、現状で存在するネットワーク接続が表示される。
共有の詳細設定
ファイルやプリンターなどの共有設定を変更できる。共有したくない場合は無効にしておく。
ネットワークマップ
ネットワークに接続されているパソコンやデバイスが表示され、構成をひと日で確認できる。
ネットワーク設定
新しい接続のセットアップや共有設定の変更などが行える項目を表示する。

Windows 7を無線LANで接続

インターネットに接続するための接続環境はL A N ケーブルによる有線接続が基本だが、いまでは無線によるワイヤレス接続も一般的になってきた。Wi-Fiなども増えてきて無線での接続環境も整いつつある。ここでは、「ネットワークと共有センター」からLAN環境を構築する手順を解説。最近では無線L A N機能を内蔵しているパソコンが多いので、こうしたハードであれば、子機が不要になる。設備的には、最低でも親機は必要となる。もし、すでに自宅ルータが無線LANに対応しているなら、子機は手軽に購入できるので、是非利用したい。自宅の中でもワイヤレスでインターネットに接続できると、かなり便利になる。

無線LAN設定手順

  1. まずは、子機をパソコンに接続する作業からはじめる。無線LAN子機を接続したら、ドライバーをインストールしてパソコンに認識させる。
  2. ネットワークと共有センター」の「アダプターの設定の変更」をクリックすると接続した子機が認識されているはず。
  3. タスクトレイのアイコンをクリックすると、ワイヤレスネットワークが検出される。自分のアクセスポイントを選び「接続」をクリック。
  4. 親機に設定しているセキュリティキーを入力したら「OK」をクリック。
  5. 接続が完了すると、タスクトレイにもアンテナのアイコンが表示される。
  6. ネットワークと共有センター」を開くと、ワイヤレスネットワークが追加されたことが確認できる。