定番のWindows標準ソフト類もあたらしくなった
従来のOSでは、進化してもあまり強化されることがなかったペイントやワードパッドなどのアクセサリー類も、Windows 7 ではインターフェースが大幅に変更され、使い勝手が向上している。また、「付箋」や「SnippingTOOL」、ISO ファイルの書き込みなどの新機能も多く、今まで別途フリーソフトを導入する必要があった機能が標準で使用できるようになった。さらに、「スクリーンキーボード」や「電卓」などにも新しい機能が追加されており、全体的にアクセサリーが見直されている。ゲーム類にも手が加えられており、インターフェースの向上はもちろん、チェスや上海といった新しいゲームが追加されている。
新しくなった「ペイント」
マイクロソフトオフィス2007 て使用されているリボンを採用。各種ツールが選択しやすくなっている。イラストを描くためのキャンバス。グリッドやルーラーを表示させられるように改良されている。 また、ブラシ機能も増えて、「水彩ブラシ」「エアブラシ」「クレヨン」などが追加。
画像も配置できる新しくなった「ワードパッド」
「ペイント」と同様にリボンを採用し、旧OS とはかなリインターフェースが異なっている。図などのオブジェクトを追加する機能が搭載され、すでに所持している画像や、その場でペイントを使用して画像を本文中に配置することができるようになった。
強調表示や箇条書きといった項目が追加され、より精密に文書の体裁を整えることがてきるようになつた。
カスタマイズしやすい「付箋」
デスクトップに「付箋」を貼ることができる。「すべてのプログラム」→「アクセサリー」→「付箋」で利用できる。付箋の色を変更することも可能で、付箋の背景色を変える場合は「付箋」を右クリックし、表示された項目の中から変更したい色を選択すればok。文字サイズフォントの変更も可能で、「付箋」に記入したい項目を、「ワードパッド」などで文字のサイズや色・フォントを指定して作成。これをコピーして「付箋」に貼り付けると、その表記を反映させることができる。
選択範囲のキャプチャーも可能になった「SnippingTOOL」
ソフトを起動させたら「新規作成」をクリック。キャプチャーしたい範囲をドラッグして選択すれば完了。簡単に行える。
サイズ変更が自由に行える「スクリーンキーボード」
XPまではサイズが変更できなかったが、」好きな大きさに調整できるようになったので、使いやすいように調整することが可能。通常ではテンキーが表示されていない。使用するにはオプションからテンキーを有効にすればよい。
