ウィンドウズの全ての操作の基本となるデスクトップ
パソコンではマウスでファイルの移動やウィンドウの開閉などを行い、キーボードでは文字入力を行うというのが一般的な操作方法。しかし、ウィンドウズには「ショートカットキー」と呼ばれる機能があり、これを使うと一般的にはマウスで行うような作業をキーボードで行うことができる。頻繁に使われるショートカットでは｢Ctrl｣」＋「C」キーを使った「コピー」や｢Ctrl｣＋「V 」キーによる「ペースト」などがあげられる。キーボードからマウスヘ持ち替える動作がいらないので、慣れてくれば作業効率が格段にアップする。Windows 7ならではの機能を実行するものを中心に、基本的なショートカットキーをいくつか紹介。
デスクトップで使えるショートカット
ガジェットを最前面に表示
デスクトップでガジェットが隠れてしまったとき は、「Windows」＋ 「G」キーでガジェットを最前面に 再表示することができる。
デスクトップを表示する
「Windows」＋ 「スペース」キーを押すと、表示されているすべてのウィンドウが透明になりデスクトップを確認することができる。
アクティブウインドウ以外を全て最小化
「Windows」＋ 「Home」キーを押すと、アクティブになっているウィンドウ以外をすべて最小化してタスクバーヘ格納する。
スナップ機能のショートカット
最大化
ウィンドウを開いた状態で「Windows」+「↑」を押すと最大化される。元に戻すには「Windows」キー+「↓」キーを押す。
最小化
「Windows」+「↓」キーでアクティブなウィンドウを最小化する。元に戻すには、「Windows」キー+「↑」キー。
左右にスナップ
「Windows」キー+「→/←」キーを押すとキーを押すと画面右もしくは左半分に固定。そこから「Windows」＋逆方向キーを押すと元のサイズにリサイズ。
タスクバーでのショートカット
タスクバーアイコンから起動する
「Windows」キー＋「1 ～ 9 」キーを押すと、タスクバーのソフトやフォルダーなどを起動する。数字は右から順に割り振られる。
タスクバーをフォーカス
「Windows」＋「T」キーでタスクバーをフォーカスした状態になる。また、左右の矢印キーでフォーカスを移動することが可能。
ウィンドウズタッチ操作
- シングルタップ・ダブルタップ
- 1回もしくは2回、ペンでつつく操作をすると、シングルクリック／ ダブルクリックに相当する作業となる。
- プレスアンドホールド
- 1 ～2秒程度押さえることにより、右クリックとして認識されメニューが表示される。
新しく搭載されたウィンドウズタッチ機能について
Windows 7では新たにマルチタッチに対応した「ウィンドウズタッチ」という機能を搭載した。これにより、対応したモニターなどを用意すれば画面を触ることで各種操作が行えるようになる。ただし、この操作にはソフト側も対応している必要があるので、すべてのソフトで実行できるわけではない。ウィンドウズタッチを行うには、対応したモニターやペンタブが必要となる。
