同一ネットワーク内のパソコン同士はデータを共有
「ホームグループ」という機能は同じネットークに接続されているパソコンに保存されているデータを共有できる機能のこと。これを使えば、パソコン全体を覗かれることなく、指定したフォルダーだけを共有することができるうえ、必要であればパスワードをかけることもできるのでセキュリティー面でも運用において安心。また、Windows 7同士で行えるのはもちろん、従来からのOSであるXPやビスタからWindows 7のフォルダーを共有することも可能なので、使い勝手も非常に広くなる。同じ家族内で複数のパソコンを使っている場合も増えてきた。それぞれが使っているパソコン内の写真だけを共有したり、データサーバなどを置くほどではない小規模オフィスなどで仕事で使うデータを共有したりなど、さまざまな環境で便利に使うことのできる機能。
ホームグループを作成する手順
- ホームグループの作成は、まず「コントーロールパネル」の「ネットワークとインターネット」から行う。
- 「ネットワークとインターネット」の「ホームグループと共有に関するオプションの選択」をクリックする。
- 共有したい項目にチェックを入れ、「次へ」をクリック。
- 共有する場合に必要となるパスワードが表示されるので、それをメモして「完了」をクリック。「ホームグループ」の作成はこれで完了。
ホームグループに参加する方法
- コントロールパネルの「ホームグループjを開く。ネットワーク上でホームグループが検出されるので、「今すぐ参加」をクリック。
- ホームグループを作成したときのパスワードを入力し、「次へ」をクリックする。
- 最後に「完了」をクリックするとエクスブローラーにホームグループが表示され、ライブラリが共有できるようになる。
共有フォルダを作成すればWindows 7以外のパソコンとも共有可能
- コントロールバネルのホームグループを開いたら、「共有の詳細設定の変更」をクリック。
- 「パスワード保護共有」で「パスワード保護の共有を無効にするにする」にチェックを入れて「変更の保存」をクリック。
- 「▼」をクリックして「everyone」を選んだら「追加」をクリック
- アクセス許可のレベルを選んだら「共有」をクリック。
- XP などからマイネットワークを開くと指定したフォルダーが表示されている。これで共有は完了。