転送ツールでバックアップしたデータを7環境に移行

7 のインストールディスクに同梱されているバックアップソフト「ウィンドウズ転送ツール」。このソフトは、バックアップ( 1 0 0 ページを参照)だけでなく、新しい環境である7 に、データを移行することもできる。バックアップ時にパスワードを設定した場合は、あらかじめ用意しておこう。
転送ツールは、スタートメニューの「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」と進むと転送ツールがある。

バックアップデータの移行方法

  1. まずは転送元を指定する。ここではUSBメモリから移行させる場合を紹介。
  2. 転送方法を選んだら「これは新しいコンピューターです」をクリック。
  3. 作成したバックアップファイルが保存されている場所を設定する。
  4. パスワードが必要な場合は入力。転送するファイルを選択して「転送」を選択。

旧ウインドウズを残したまま7 を導入すると、インストールフォルダーに「Window.old」というフォルターが作成される。これは、旧ウインドウズで使用していたアプリのデータが保存されているもので、ここからデータを7 へ移行することができる。しかし、この場合は手動でひとつひとつ作業しなければならない。面倒なうえ容量が大きく、ハードディスクを圧迫してしまうので、データの移行は「ウインドウズ転送ツール」にまかせて、「Window.old」フォルターは削除するほうがいい。